【よい朝を支えるひと#1】
~『よい朝のために。』のバトンをつなぐ。“学生目線”を忘れない若手人事が、内定者の不安をワクワクに変えるまで~

【よい朝を支えるひと#1】
~『よい朝のために。』のバトンをつなぐ。“学生目線”を忘れない若手人事が、内定者の不安をワクワクに変えるまで~

その他
       

新棟のオープンが続き、より多くのお客様へ当社のサービスをお届けできる喜びが広がる一方、そのサービスを最前線で支える「ホテリエ」の存在は、ますます重要性を増しています。ホスピタリティカンパニーとして、未来の仲間を迎え入れる採用活動は、まさに会社の未来を創る仕事です。

「就活生にとって、近所のお兄さんのような存在でいたい」

そう笑顔で語るのは、人事部 採用チームで新卒採用を担当している入社3年目の宇佐美(うさみ)さん。

年齢が学生に近い今だからこそ、「学生目線」を誰よりも大切にしながら、日々の採用業務に全力で向き合っています。


コーポレートスローガン「よい朝のために。」を体現する“ひと”にフォーカスする連載「よい朝を支えるひと」。

記念すべき第1弾となる今回は、宇佐美さんがこの会社を選んだきっかけや日々の仕事への想い、そして「学生さんたちの不安を解消したい」と企画した“ある温かい取り組み”に迫ります。


きっかけは「あったらいいな」を体現する場所

「実は学生時代、約3年ほどドーミーインでアルバイトをしていました」


そう当時を振り返る宇佐美さん。
もともとは飲食店でアルバイトをしていましたが、ある時、一人の宿泊客としてドーミーインに宿泊したことで、その後の運命が動き始めます。


夜鳴きそばや湯上がりサービスなど、ドーミーインにあふれる無料サービスの数々。お客様の「あったらいいな」を先回りして体現しているその姿勢に感銘を受け、「今度は自分がこの感動を届ける側になりたい」と、気づけばアルバイトとして働くようになっていました。


「その土地のものを味わえるご当地逸品料理や、防音効果もある二重扉の設置など、お客様のためにここまでやるんだ」


そんなこだわりを現場で肌で感じ、そのまま新卒として入社してから数年。現在、宇佐美さんは人事部 採用チームのメンバーとして、当時の自分と同じように「誰かのために」という想いを持った未来の仲間を見つける、採用業務の最前線に立っています。


新卒採用の業務は種まきから花を咲かせるまで

「現在は、主に大学様のキャリアセンターを訪問し、職員の方々との関係を築くことに注力しています。求人のお願いだけでなく、学内での会社説明会や、時にはキャリア授業の枠をいただくための調整など、実は人事部は営業活動のような一面もあるんです」

すべては、まだ見ぬ学生たちとの『接点』をつくるため。
まだ当社の魅力を知らない学生たちに、どうすれば自分たちの想いが届くのか。宇佐美さんは地道に学校へと足を運び続けています。

「そうして縁あって選考に進み、最終選考が合格になったとしても、私たちの役割はそこで終わりではありません。入社までの期間をしっかりフォローすることも、私たち人事部の重要な役目だと考えています」

そう語る宇佐美さんが、採用活動の集大成として力を注いだのが「内々定者交流会」でした。

不安をワクワクに変える、「内々定者交流会」

内定を承諾してくれた学生たち。しかし宇佐美さんは、彼らの心の中に「本当にこの会社でやっていけるだろうか」「同期とうまく馴染めるかな」という、この時期特有の不安が広がっているのではないかと懸念しています。それは数年前、自身が内定者だった頃に少なからず抱いていた不安そのものでもあったからです。

「内定をもらった瞬間は嬉しくても、4月の入社までの期間って、実はすごく孤独で不安になりやすいんです。だからこそ、ただ会社からの情報を一方的に伝えるだけではなく、同期同士が絆を深め、『この仲間となら一緒に頑張れそう』と安心できる場をつくりたい。そう思って、交流会を企画しました」

宇佐美さんが手掛けた交流会には、随所に学生目線の温かいこだわりが詰め込まれています。
今回実施したのは共立リゾート「ラビスタ横須賀観音崎テラス」での宿泊付き内定者交流会。

ラビスタ横須賀観音崎テラス(外観)

「正直、宿泊付きって手厚いイベントだなと思っています(笑)。ですが、内定している学生さんのなかには、当社のホテルに宿泊したことがない方も実は多いんです。それなら実際に泊まっていただき、スタッフのホスピタリティはもちろん、無料サービスや貸切風呂といった当社の魅力を、まずは彼ら自身に存分に味わってほしいと考えました」

また、こういったイベントはスーツでの参加が一般的ですが、そんな当たり前に疑問を抱いた宇佐美さんはある決断をします。

「これまでのスーツ着用を取りやめ、完全私服での参加に切り替えました。服装を自由にしたことで、みんな思い思いのおしゃれをしてきてくれて、最初からすごく和やかなムードでスタートできたんです。カチッとしすぎない空気を作れたのは、学生さんの満足度を高める要因の一つだったなと思います 」

和やかな雰囲気で「ラビスタ横須賀観音崎テラス」の夕食を愉しむ学生さん

まずは明るい雰囲気づくりに成功した宇佐美さん。
ですが本番はここから。交流会の内容も学生に寄り添った内容へと変更します。

「学生さんたちのニーズって、本当にさまざまだと思うんです。もっと会社の深い部分を知りたい人もいれば、実際に働いている事業所の生の声を聞きたい人もいる。そこで、単なる会社説明だけではなく、ラビスタ横須賀観音崎テラスで実際に働く現役スタッフにも参加してもらい、『社員座談会』を実施しました」

座談会で語られたのは、働くうえでのやりがいや楽しさだけではありません。日々どんなことに苦労しているのか、といった現場の「リアルな本音」まで、赤裸々に伝えられました。

「学生さんたちからも『〇〇の部分はもっと改善できると思います!』なんて、ハッとするような貴重な意見をもらう場面もありましたね(笑)」

入社してからのギャップを少しでもなくし、お互いの理解を深める。そんな宇佐美さんの想いが詰まった交流会は、参加した学生だけでなく、迎える側のスタッフにも意外な効果をもたらしました。

「参加したスタッフから『毎日仕事をしている中で、つい意識が薄れてしまっていたことを、学生さんたちの声を聞いて思い出すことができ、身が引き締まる思いです』という声をもらったんです。学生さんたちのためと思って企画した場が、結果として社員にとっても、自分の業務やホスピタリティの原点に立ち返る大切な時間になりました」

社員座談会の様子

この宿泊付き内定者交流会は、これまでに計3回開催。
イベント後のアンケートでは、なんと全員が「満足」という回答をしているといいます。
学生の満足度こそ、宇佐美さんのこだわりが、内定者たちの心に届いた証拠です。

就活は「相互理解の場」

入社3年目という学生に近い目線を持ち、出会いの“種まき”から内定後のフォローまで一気通貫で採用に向き合い続ける宇佐美さん。そんな彼には、日々の業務の中で大切にしている強い思いがあります。

「就活って、お互いを深く知るための『相互理解の場』だと思うんです。もちろん、私たちの会社のことをたくさん知ってほしいという思いはあります。でも同時に、人事部としても学生の皆さんのことをもっと知りたい。企業が選ぶだけでも、学生さんが選ぶだけでもない。お互いを理解し合って初めて、本当に良い関係性がつくれるんだということを、内定者交流会を通じて改めて強く実感しています」

お互いを理解し合い、同じ志を持つ仲間を迎え入れること。それは、当社のコーポレートスローガン「よい朝のために。」を実現していくための第一歩でもあります。現場を離れ、人事という立場でこのスローガンを形にするとはどういうことなのか。そう尋ねると、宇佐美さんはこう語ってくれました。

「サービスを利用してくださるお客様の『よい朝のために』働いていただける仲間を、一人でも多く増やしていくこと。それが私のミッションだと思っています。人事という仕事は、現場スタッフのように直接お客様のよい朝をつくる場所には、直接繋がらないかもしれません。ですが、ここで出会った学生さんたちが現場に立ち、2年後、3年後のお客様の『よい朝』をつくっていく。そのためのバトンを繋ぐ準備を、今私はしているんだと思っています」

自分を飾らずに目の前の仕事に全力で向き合っているからこそ、未来の仲間たちにも「ありのままの自分」で選考に来てほしいと、宇佐美さんは笑顔を見せます。

未来の仲間たちが自分らしく輝き、次のお客様の「よい朝」をつくっていくために――。
学生に近い場所でバトンをつなぎ続ける宇佐美さんの挑戦は、これからも続いていきます。


〈プロフィール〉
宇佐美 元輝(うさみ・もとき)
人事部 採用チーム所属。2024年4月入社。
学生時代にドーミーインでの宿泊経験に感銘を受け、アルバイトとして3年間勤務。その魅力をより多くの学生に伝えるため、新卒でそのまま入社し人事部へ配属。「学生目線の、一方的ではない就活」をモットーに、大学のキャリアセンター訪問などの採用広報から、宿泊付き内々定者交流会の企画・運営まで幅広く担当している。