Sustainability サスティナビリティ
Case study
サスティナブルな未来に向けた取組み
環境
温室効果ガスの削減
産業廃棄物の実績管理
廃棄物の適切な管理のために、マニフェスト伝票による産業廃棄物の種類や排出量の年間実績データを集計しています。また、温室効果ガスの一種であるフロン類の年間漏洩量についても集計し、それぞれ各自治体へ報告を行っています。これらの取組みを通じて、GHGの排出抑制に貢献しています。
省エネ機器への切り替え
当社の事業所におけるエネルギー消費の高い設備機器は、エアコンなどの空調機器およびボイラー等の昇温機器となります。GHGの排出削減への取組みとして、これら設備については、計画的に高効率機器への切り替えを進めています。
EV(電気自動車)等のエコカー推進支援

ホテルグループの一部事業所において、「電気自動車充電器」を設置するなど、電気自動車普及のサポートを通じて、環境負荷の軽減に努めています。また、現在当社が使用している業務用車両や送迎車両等についても、将来的な車種の充実にあわせて、順次、環境負荷の低いエコカーへの切り替えを推進してまいります。
温泉排出熱の二次利用
排出される温泉水の一部を、冬季の路面凍結防止(ロードヒーティング)や屋根の融雪に二次利用することで、水資源と熱エネルギーを有効活用しています。
使い捨てプラスチックの削減
アメニティ提供の見直し

客室内に設置していた使い捨てプラスチックの歯ブラシやヘアブラシなどは、必要とされるお客様へのご提供とし、一部のリゾートホテルでは、脱炭素素材のアメニティを導入することで、海洋汚染の原因となるプラスチック廃棄物の発生を抑えています。
自然由来の素材を活用

ホテルの客室内に設置しているハンガー素材を炭酸カルシウム(石灰石)などの無機物を50%以上含む新素材に変更することで、石油由来プラスチックの使用量を削減し、原料調達時及び処分時に排出される温室効果ガスの発生を抑えています。
水資源の有効な活用
リネン不交換実施(連泊WECO清掃)

地球環境に配慮したおもてなしとして、連泊するお客様には「清掃不要・シーツ類不要カード」をご用意し、洗濯時に使われる水の削減を目的とした「連泊WECO清掃」へのご協力を呼びかけています。
節水設備の導入
貴重な水資源を有効活用するため、効率的な設備機器の導入を行っています。例えば、事業所において水消費量の多い設備機器のうち、シャワー、トイレについて、節水型シャワーヘッドや節水型トイレを採用するなどし、水利用の削減に取組んでいます。
食品廃棄物の削減
食品廃棄物の削減と再資源化

バイキングレストランでは、在庫量と喫食量の適切なコントロールに加え、現場社員による食材の有効活用や在庫を活用した献立・メニューの開発、「取引先の在庫ゼロ」協力等の情報交換を丁寧に行い、トータルの食品廃棄物の削減に努めています。 また、循環型社会の実現に向けて、廃食用油の回収を協力会社へ依頼し、バイオディーゼル燃料や薬用ハンドソープへの再資源化の取組みを開始しました。
健康志向
健康に配慮した食事の提供
ドーミーシニアにつきましては、お客様一人ひとりの「生涯活躍」の実現を応援するために、脳機能の活性化に有効とされているアマニ油をメニューに取り入れるなど、和食材を中心に健康と栄養のバランスを考えた食事を、各施設の厨房で毎日手作りして提供しています。学生寮・社員寮につきましても、飽きのこない家庭料理を中心に、旬の食材を取り入れた栄養バランスのよい健康志向の食事を提供しております。また、女性専用寮ドーミーLeiにて10~20代の女性向けに「美容と健康」をテーマにしたメニューにも取組んでいます。
学びの機会の提供
職業観を育む
『DOMINISTA CHALLENGE(ドミニスタチャレンジ)』

ホテル事業において、2019年より中・高校生を対象に、ホテルで働く楽しさや醍醐味を経験いただく“学びの場”の提供として、職業体験プログラム『DOMINISTA CHALLENGE』を実施しています。プログラム内では、フロント受付など各部署の業務内容や役割、お客様に快適にお過ごしいただくための工夫などについて学び、「職業観」を育むキャリア教育の一環としてご活用いただいております。
ドーミーインPREMIUM下関の
職業体験プログラム参加者の声
将来について考える第一歩になった気がします。社員同士の連携が大事で、みんなでホテルを作っていて、一つひとつ間違えたら大変になりそうなので責任感があると思いました。実際に体験してみて、慎重かつ早くが難しかったです。めったにない機会をありがとうございました。楽しかったです。
高校2年生・女性
学校講演受講者の声
講話を聴いてホテリエの仕事の魅力ややりがいについて学ぶことができました。お客様の状況を傾聴し、最適解を提案するということがホテリエの最大の役割だということがわかりました。理由を否定せずに傾聴する力、相談して提案する力などは、学校や家などの日常生活でも身につけることができることを知り、高校生のうちに身につけておきたいと感じました。
高校1年生・女性