企業を取り巻くリスクが複雑化・多様化するなか、当社では全社的なリスク認識と管理体制の強化を目的として、「リスクアセスメント」を実施しています。
この取組みを通じて、変化の激しい社会環境や不確実性の高まりを踏まえ、事業上のリスクを洗い出すとともに、自社が抱えるリスクに対するステークホルダーの皆様へのアカウンタビリティの強化に努めています。
また、アセスメント活動においては、リスクの可視化と評価プロセスを通じて、役職員一人ひとりのリスクマネジメントに対するリテラシーやリスク感度の向上を図ることも重要な狙いとしています。
企業活動は、適切なリスクテイクによって企業価値を高めていく営みでもあります。当社では、リスクアセスメントを経営資源の効果的・適切な配分につなげる重要な手段と位置づけ、今後も粘り強く推進していきます。
Sustainability サスティナビリティ
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Governance
リスクマネジメント
リスクに関する基本姿勢
当社は、事業を取り巻くさまざまなリスクに対し、リスクマネジメントの実践を通じて、事業の安定的な継続とさらなる発展を目指しています。
また、商品・サービスの品質と安全性の確保を最優先とし、お客様、株主様、お取引先様をはじめとするステークホルダーおよび全役職員の利益を損なう要因の除去・軽減に努めています。
さらに、重大な危機が発生した場合には、当社の社会的責任を踏まえ、「人命の安全確保を最優先」と位置づけ、全役職員が一丸となって対応にあたり、損失の最小化、被害からの復旧、再発防止に全力で取組みます。
リスクマネジメント推進体制
当社では、「リスク管理基本規程」および「危機管理基本規程」に基づき、コンプライアンス委員会がリスク管理を所掌しています。本委員会の事務局はリスクマネジメント部が担当し、リスク管理を統括しています。
平時においては、コンプライアンス委員会が四半期ごとにリスク管理に関連する事項についてPDCAを推進しているほか、年1回の「リスクアセスメント」を通じて、全社的なリスクの認識・評価・低減に取組んでいます。
また、重大な危機が発生した際には、代表取締役社長を最高責任者とする緊急対策本部を速やかに設置し、人命の安全確保を最優先に、地域社会と連携しながら誠実かつ適切に事態に対応します。同時に、可能な限りお客様へのサービス提供を継続できる体制を整備しています。
こうしたリスクマネジメントの推進体制を通じて、当社は持続的な成長と企業価値の向上を図っています。
リスクアセスメントとリスクマップ
「リスクマップ」要約版
