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シニアの暮らしを食でサポート

この料理が最期に
なるかもしれない、
責任を胸に。

介護職

シニアライフ事業部

ドーミー目白台 厨房チーフ

田中 きくの

Kikuno Tanaka

2014年4月入社(新卒)

Senior Life Operations

入社理由

老人ホームの見学で「ビビビっ!」ときた。

学生時代、学校の先生から紹介を受け、介護付有料老人ホーム「ドーミー中野江古田」へ見学に行きました。見学時に夕食もいただいたのですが、揚げたての天ぷらなど品数が豊富でどれもとてもおいしい。老人ホームでの食事イメージが大きく変わった瞬間です。同時に当時のシニアライフ事業部の部長から〈高齢者の食へのこだわり〉を聞いて、「こんなに熱い思いを持った方々といっしょに働けたら、自分も成長できるだろう」と考え入社を決断しました。
学生時代はスポーツに熱中していたため、就職活動でも〈自分が夢中になれる仕事〉を探していました。それまで高齢者の食に携わりたいと思ったこともなかったのに、この見学で直感的に「ビビビっ!」ときた。運命の出会いだったのかもしれません。

私の仕事

食事の楽しみから、気持ちも満たす。

2023年9月にオープンした「ドーミー目白台」の厨房チーフとして、調理や仕込みだけでなく、食材の管理・発注、人材育成などさまざまな業務を担っています。ドーミーシニアは食へのこだわりが強く、体と心を健やかにする料理を提供するのが使命。おいしくて栄養バランスが良いのは言うまでもなく、見た目や香りなど〈五感で楽しめる料理〉で気持ちも満たされる食事のサービスを心がけています。
また、ご高齢の入居者様たちは口腔状態や体調によって食事形態が異なります。介護・厨房スタッフと連携して適応する料理をつくるだけでなく、正しい配膳をしなくてはならない。誰が見てもわかりやすい配膳表や食札表記を作成するのも欠かせない業務です。

私の一日の流れ(一例)

  • 6:30

    出勤・朝食準備

    入居者様の食事形態や変更点を確認後、朝食の準備をスタート。衛生帳票も記入します。

  • 9:00

    朝礼・昼食準備

    各部門の代表者で入居者様情報を申し送りし、厨房でも情報共有。昼食調理に入ります。

  • 11:00

    仕込み・おやつの準備

    翌日の食数とメニューに合わせて野菜などを下処理。おやつの準備にも取り掛かります。

  • 13:30

    調理

    翌日の朝食用の料理をつくり、設定時間に再加熱できるリヒートウォーマーにセット。

  • 14:00

    事務作業・退勤

    在庫食材や食数を確認し、必要分を業者に発注。入居者様の食事形態に変更がある場合は帳票類の情報を更新します。

出勤は早朝ですが、退勤も早いので
自分の時間を楽しめます。

仕事の魅力

食から、入居者様の人生を楽しく。

シニアのお客さまは、これからの人生を快適に楽しく暮らすためにホームへ入居されます。人生の楽しみに「食」は欠かせないものです。体を健やかにする栄養が備わっていること、無理なく口にできる食べやすさがあること、そして心を幸せにするおいしさが詰まっていること。それらを大切にして調理した料理を、入居者様がおいしそうに召し上がっているのを目にすると私も幸せになれます。もっと食を楽しんでいただくためにお花見やクリスマスなどのイベント食にも力を入れ、スタッフたちとアイデアを出し合っているんですよ。
さらに、老人ホームで調理する人間として肝に銘じている想いがあります。「私がつくった料理が、その人の最期の食事になるかもしれない」。特別な責任を胸に、日々の業務に取り組んでいます。

※インタビュー内容は2024年2月時点の内容です。